恐縮ですが備忘録でありこれだけ読んでも何のことかさっぱりわからないと思います。ごめんなさい

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eBayで赤外線遮断式のゲートセンサーを買ったが常時遮断検出LEDがオンになって用をなさない。

何となく生きている様子の送光部を動かしながら受光部に8個あるトランジスタのECBの反応を片っ端から当たってみたところ、1個だけBがオンオフしてもCが無反応なのがある。良く見るとプルアップ抵抗の抵抗ペーストが剥げてベースのセラミックがむき出しなっているチップがある。テスターで当たっても無限大。犯人はこいつだろう。

IR-sensor1

抵抗値も15xで読めない。3端子レギ78L09を使っているので電圧は9V。チップTrのマーキングチェッカーを使ってマーキング1FはBC847B(NPN50V0.1A)であることが判り、150Ω(60mA)であろうと当りをつける。早速eBayで100個256円也を注文。届くまで時間は掛るが送料も関税も要らないのがありがたい。ちなみに8個すべて同一Tr。

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発注後12日で抵抗到着。プルアップ抵抗を得て常時オンしていたリレーがようやくオフるが今度はプルアップされたトランジスタ(抵抗の左)が送光部に反応しない。抵抗を発注したときにわずか数百円をケチってトランジスタを注文しなかったことをちょっと後悔。3月15日に追発注。

撤去したトランジスタのC-E(GND)間のランドを短絡するとリレーがオンすることを確認。と、言うことはプルアップ抵抗が無く、かつ、C-E間も開放していた為に次段のトランジスタがオフっていたのだろう。C-E間短絡ならばプルアップ抵抗を付けても次段がオンにはならないからだ。

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2週間後にトランジスタが届き、さっそく交換するが直らない。その前段トランジスタがよく判らない回路でそのコレクタ電圧はオンで6V、オフで8.5Vとエミフォロにはなっているものの計算が合わず、その電圧がどこからやってくるのか判らない。とりあえずこいつも交換してみるが直らない。

この訳の判らないコレクタからC結で最初に問題にしたトランジスタのBに接続されている。このBは1.5Mでプルアップされている。ピンセットでこのC結をショートしてみるとなんだか快調に動くようになる。このチップコンにジャンパを飛ばして修理終了。結局、なぜ直ったかは判らず仕舞い。

結局やったのはプルアップ抵抗の交換とチップコンのジャンパのみ。トランジスタを交換する必要はなかった。