2020年11月

2m用にeBayで136-174MHz3.0dBiのロッドアンテナを調達したがSWRのボトムが140MHz。144-146MHzにおいてはSWRが悪くて使えそうにない。手直しを決意してシュリンクチューブのシースを剥いて回路図を起こしてみた。LPFでインピーダンス整合をしている様子。

ant3

10段1220mmのロッドアンテナとSMAコネクターを接なぐスプリングをインダクタとして使っており、給電点のタップもコンデンサもコイル内に収まっている。元々の給電点とコンデンサのタップ位置をそれぞれL0、C0とし、Lは±1ターン、Cは+2-1ターンタップ位置を変えるとどうなるかを測定してみた。

CIMG1171


グラフ下の数値はSWRのボトム周波数とSWR、インピーダンスの実部とリアクタンスの特性(Ω)。それらの値はレンジを変えて測定しているのでnanoVNAのスクショの値とは若干異なっているが、タップ位置を変えるとどうなるかの傾向を把握するのに影響しないだろう。
C2+ C0 C-
L+ cplp
czlp
cmlp
124.5M2.5,46-29pF(44) 163.4M1.4,42-90pF(11) 160M2.3,96-24.4pF(41)
L0 cplz
czlz
cmlz
120M1.2,40+7.7nH(6) 140.3M1.1,55-130pF(9) 177M1.2,45-500pF(2)
L- cplm
czlm
cmlm
117.7M1.8,35+19.3nH(14) 132.6M1.5,40+12.8nH(11) 146M1.5,38+15nH(14)
以上の結果より、L0C0におけるSWRのボトム周波数140Mを145Mに上げてやるには1ピッチでは変え過ぎで、L0C0からCのタップを若干下げてやるかLのタップを若干上げてやればよさそうだと検討が付いた。


※なぜそうなるのかを考えてみたが適当なので以下真に受けないでほしい。Cのタップを下げれば並列共振のインダクタンスが小さくなるので当然共振周波数は上がるだろう。Lのタップを上げる、つまり給電点をアンテナ側に寄せると共振周波数が上がる理由を某OMに聞いたところ、GNDと給電点との浮遊容量が小さくなるから共振周波数が上がるのだろうとのことだった。と、書きながら単に電気長が短くなるからだけの話なのではないかと思うに至り一番すっきりした理由を見つけた気分になる。繰り返すが一つ位は合っていると思いたいが全部間違っているかもしれない。その後も何人かのOMに聞いてみたがみな1級ウンチク士ではあるものの要領を得ない。理論的矛盾を指摘すると怒り出す人もいてディスカッションにならない。そんなこんなでどうすればどうなるかは判ったので理論的追及は一旦保留することに。アマチュア無線あるある。

後日、ベースローディングコイルとして作用するのはアンテナからGNDまでのインダクタ、共振周波数はCの位置、給電点の位置は入力インピーダンスの調整という回答を得た。給電点移動でSWRのボトムが移動する説明はなかったが現在のところいちばん納得できる。

さらに日を置いて、RFワールド・ウェブ・ブックス「ラジオで学ぶ電子回路」第1章 ラジオの電波の12ページに琴線に触れる記述を見つけ一歩近づいた気がする。

半田ごて片手に両者を少しずつずらしてチューニングを重ねた結果、SWR1.05、Z51Ωまで追い込むことができた。当然のことながらスプリングのしなりなど諸条件によりこの値はその動き同様ビヨンビヨンと大きく変化する。そもそもハンディに1m以上でそこそこ重量のあるアンテナをスプリングマウントして使うこと自体に無理がある。マーカー1、2、3はそれぞれ144、145、146MHz。

BlogPaint







パスワード等なしでデスクトップを開く方法:
コマンドプロンプト→netplwiz→ユーザーアカウント画面の「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外す→OK

コンピューター名の変更に伴い同名のアカウントが追加されてしまった場合の削除方法:
コマンドプロンプトからnetplwizを実行してユーザーアカウントパネルを表示させ、Administrators:管理者権限でない同名のアカウントを選択して削除する。
!注意:これをやると再起動後に管理者権限がGuestになるという問題が発生した。他に管理者権限のあるユーザーを設定しておかないと管理者権限の必要な一切の作業ができなくなる。管理者権限のある別ユーザーを作っておいてこれに対処する。

解説:コンピューター名を変更したら起動後一気にデスクトップまで行かなくなった。ユーザー名は表示されるがユーザーアイコンが表示されなくなり、PINを要求されたので何も入れずにOKしたら画面左下に同名のユーザー名が二つ表示されて片方が従来のアイコン付アカウントだった。そちらを選択、PINを入力して起動。

設定→アカウントから追加されたアカウントを探して削除しようとしたが見つからない。この時の管理者アカウントはMicrosoftアカウントでありローカルアカウントではない。

元のコンピューター名に戻したら追加されたアカウントも表示されなくなったが、最終的にはコンピューター名変更後にnetplwizを実行して不要なアカウントを削除することで対処した。

起動時のBOOT MANAGER画面表示を消す方法:
1.コマンドプロンプトを管理者権限で起動。
2.bcdeditを実行。
Windows ブート マネージャーにリストされた、displayorder   {current}の次行の{xxx}(リアル モード ブート セクターにリストされたidentifier の行の{xxx}と同じ)をコピー。
3.bcdedit /delete {xxx} を実行。
4.bcdedit を実行して {xxx} が削除されていることを確認。







エンジンもATも全バラしない限り100%のオイル交換はできない。

エンジンにおいてはフィルター、ポンプ、パス、パンに残量があるし、ATは規定量を一気にランニングチェンジする方法だと小容量のポンプ1つで複数のパスに圧送している訳だからトルコン内の古いATFが抜けきることはない。

RE5R05AにおけるATF交換率はこちらの記事で試算してある。ランニングチェンジでは最悪55%、3分割法でも69%しか交換できない。RE-4R01Aにおける試算では、分割法で3リットルづつ6回交換してようやく新油率が94%に達するので、RE5R05Aでも9割前後交換しようと思ったらペール缶1本は要るだろう。

さて、VQ25DEのオイル交換量だが標準4.4リットル、フィルター交換時は4.7リットルということになっている。以下の試算においては、ドレンから抜いた後の古いオイルのエンジン内残量をフィルター0.3、パン0.5、その他0.2の計1リットルとして総量5.4リットルと仮定した。

1. 4.4リットル交換した場合
5.4-4.4=1.0が古オイル
4.4/5.4=0.81 81%が新オイル

2. フィルター交換して4.7リットル交換した場合
5.4-(4.4+0.3)=0.7が古オイル
4.7/5.4=0.87 87%が新オイル

3. レベルゲージの穴からノズルを挿し込んでパンの0.5リットルも抜いて4.9リットル足した場合
5.4-(4.4+0.5)=0.5が古オイル
(4.4+0.5)/5.4=0.91 91%が新オイル

4. フィルター交換、パン抜きして5.2リットル足した場合
5.4-(4.4+0.3+0.5)=0.2が古オイル
(4.4+0.3+0.5)/5.4=0.96 96%が新オイル

5. 4リットル抜いて足してを年2回やった場合
1回目
5.4から4抜いて4足したので
古オイル:1.4
新オイル:4
4/5.4=0.74 で新油率74%
1-0.74=0.26 で26%の古いオイルが残る

2回目
4抜いた残1.4の内訳は
古オイル:1.4x0.26≒0.4
新オイル:1.4-0.4=1.0

そこに4足すので
(1+4)/5.4≒0.93 で新油率93%だが、半年前の新オイル1.0は半年分の劣化が進むので残った新オイルの割合を0.5リットルとして
(0.5+4)/5.4=0.83 で新油率83%

よって4.4リットル交換した場合より若干いい数字になる。

敢えて5項の試算をしたのは、半端な量を残したくないので4リットル缶の交換年2回ではダメなのか?という質問を受けたから。こうして計算してみると安いオイルを4リットルづつ年2回交換するという方法はそう悪い方法ではなさそうだし、仮に年1回4リットルしか交換しなかったとして現在のオイル性能を考慮すると4.4リットル交換の81%に対して74%の新油率はそう悪い値ではないように思われる。受け入れられない人もいるだろうが。


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