アジャスター時計回りで光軸は上に向くが、どう回しても光軸が変わらない場合はバルブを外して指でリフレクターを手前に(筐体裏側に)引き付けながらアジャスターを回してやる。このやり方だと点灯させながらの調整はできないが、これをきっかけに動きを回復することもある。

光軸調整できなくなる原因:
写真は中華フォグなので純正品がどうなっているかは判らないが似たような構造ではないかと想像する。

筐体に挿し込まれているアジャスターシャフトにネジがあり、その近くにリフレクターを受ける軸受(矢印)がある。
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リフレクターの軸(矢印)は、筐体の軸受に乗っているだけであり、かつ、半ネジが接触しているだけの構造なのでアジャストスクリューが回されることによりネジが外れる余地がある。よって、バルブ取付穴から指を入れてリフレクターを手前に引き付けてアジャストスクリューにしっかり密着させて調整すればよい。

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中華フォグのクオリティー
手ごろな値段で欲しかったアンバーをeBayで調達できたので喜んでいたら色ガラスではないことが後から判った。アンバーのフィルターは熱で収縮剥離してパリパリになり一部が焼け焦げ、レンズはボディから外れ、リフレクターのメッキがボロボロになるまで1年ほどだったように思う。

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その前に買ったイエローもリフレクターのメッキが剥がれたり金属に見えたインナーシェルがプラスチックにメッキを施したもので熱でパリパリになって崩れたりした。ただ、こちらは色ガラスなので暇を見て純正のクリアガラスとリプレイスしてみようと思う。コピーの点火プラグ続いてeBayの車用品はリスキーだと再認識した次第。

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